今回は過去世についてのお話です。
人が占い師さんに視てもらうのは、今後の運勢や人との相性だと思います。
占ってもらった後「聞かなきゃよかったな～。」と思うことはあるかもしれませんが、自分で知りたくて聞いているので、基本的には情報によるメリットがあるのみです。
霊能者さん、このブログで言うチャネラーさんには、亡くなった身内のメッセージや自分の守護霊について、それと過去世について聞いてみたいところだと思います。
この場合も、耳が痛いことを言われることはありますが、自分にとってためになるアドバイスをもらえます。
しかし、過去世だけは「知る」ことによるデメリットがあるのです。
メリット
スッキリ。なんといってもスッキリします
チャネリングをしてもらった後の感覚で一番近いものが、便秘解消だそうです。
多くの人がそう言います。
とにかくスッキリした！と。
みなさんこのマーク［！］付きで話します。
わたくし山椒の感覚では、「金曜の夜」です。
仕事が終わった金曜の夜か、学期末テストが終わった後のような感じです。
お酒飲んじゃう？スイーツ食べちゃう？という気分になるような、少しめでたい感じがします。
守護霊からのありがたいメッセージを聞いた後でも、悲惨な過去世の話を聞いた後でも同じで、なぜか達成感のようなものを感じます。
とにかく気分が良くなります。
変な思いグセが直ります
例えば人前で話すのはどうしても緊張してしまうとか、ここは触りたくない、だとか、こんな職業は嫌だ、とか、その理由が現世（今）にないときは、ほとんど過去に原因があります。
山椒調べ、ですけど。
それが「過去世でこういうことがありましたよ。」と聞くだけで直ることが多いです。
山椒調べ、で恐縮ですが。
あ、ちなみに上の例、「緊張さん」は直りましたが「触りたくない」さんは直っていませんね。
お二方ともギロチンにかけられていました。
処刑台の上での緊張感と、首周りに当たる器具の嫌さ、が原因でした。
先日「どうしても鎖骨は触りたくない」という人に出会ったのですが、この人もギロチンにかけられたのか！？と私は疑っております。
この、過去にあったことを知るだけで思いグセが直るというのは、便利というか、すごく楽ですよね。
何年も悩んできたことが、何もしなくても知るだけで改善するなんて。
知るだけで改善する理由は、現世の自分が原因を知ってスッキリする、ということと、過去世の自分が心残りを現世の自分に伝えられてスッキリする、ということのようです。
過去世の自分と手を組めます
過去世の自分を知るということは、リロードする、といった感じでしょうか。
才能のリロードと言いましょうか。
例えば過去世でヴァイオリン弾きだったことがあるとすると、現世でヴァイオリンを習おうという時、過去に弾いていた事実を知っていると、少し上達が早いです。
普通よりは得意なはずです。
そもそも過去世を知らなくても最初から得意かもしれませんが、知っていると、自分自身にやり方やコツを聞くと教えてくれると思います。
もう二度とやりたくない、と思っていたことだと教えてくれるかは分かりませんが。
聞き方は、心の中で問いかけてもいいですし、実際に話しかけてみてもいいと思います。
聞いてみると何となく返事がある気がする、その「何となく」は正解です。
自分なんで。
自分に入り込んだ他の霊体が答えていない限り大正解です。
自分に聞いていますから。
楽器なら、次に弾く時に上手く弾けているとか、語学なら発音が上達しているとか、そういう答え方も多いと思いますが、何かしら教えてくれると思います。
しかも普通、人は何百回も生まれ変わっているので、自分の中に色々なことをやっていた人がいます。
意識するだけでこういう人々とつながれます。
手を組むポイントがあります
これは私のやり方ですが、自分の過去世に名前を付けることです。
知ったその日に付けます。
私は霊能者ではありませんが、このやり方で自分の過去世とコミュニケーションを取っている、取れていると思います。
自分の中にある過去の記憶が妄想ではないか、自分で視た後にプロにチャネリングしてもらって、同じであれば正しい記憶だと確認してきました。
チャネリングをしてもらった時に、自分の過去世が名前を教えてくれればいいのですが、私の周りではなぜか教えてくれない人が多いです。
自分の過去の話を聞いた時に、何となく画像が思い浮かびます。
（この時頭に浮かんだ画像は大体、妄想ではなく正解です。）
うっすら雰囲気が分かったら、名前が知りたくなりませんか？
顔見知りからちゃんとした知り合いになれる気がするので、私はチャネリングをしてもらった際、
「この人の名前は何ですか？」と聞いていました。
しかし、大体その場では教えてくれません。
後から教えてくれる場合もありますが、言いたくないのを聞くのもどうかと思ったので、聞くのをやめたのです。
その代わり、あだ名をつけることにしました。
速攻で。
「よし、今日からお前、〇〇ね。」と。
名前を付けて支配する感じです。
上で書いた「知り合いになれる」みたいなおだやかな雰囲気ではないですが、過去世も含めた私史上、一番中心にいるのは現在いる “この私” なので、あえてエラそうな態度を取っておきます。
あくまでも私のやり方ですが。
あだ名で良いので、自分なりの呼び名をつけることで、その人とより繋がりやすくなると私は実感しています。
そしてこの「強く出る」ことが、この後書くデメリットにつながらないようにするポイントでもあります。
デメリット
過去の自分のやり残したことをやろうとします
基本的に、今探って出てくる過去世は、この世に未練のある人です。
やり残したことがあるとか、もう一度チャレンジしたいと思っていた部分が出てきて、楽しくて悔いはなかった、という人は、何か意味がない限り出てきません。
そして、チャネリングをして出てきた過去の自分の「本当はこうしたかったな。」という思いを今の自分が知ると、「うん、わかるわかる」と、どこか共感してしまいます。
自分なんでね。
そうすると、今の自分の職業や趣味と全く違うことでも、これはやり直した方がいいのではないか、と思えてきます。
このようにして、方向転換というか、新たなやることを得ることもありますが、今の自分が築き上げた、色々なものを犠牲にする可能性があるので、ここは冷静に考えた方が良いと思うのです。
知った過去の自分が強くなります
意識的に共感するからでしょうか。
チャネリング後の感動とスッキリ感とあいまって、その時知った過去世の自分が強く出てきます。
知った直後は自分でもいろいろなことを思い出そうとすれば思い出せるので、楽しくてつい繋がってしまう部分もあります。
私もですが、私の周りの人たちもそういう方がいます。
過去世が普通の人ならいいのですが、思い残しのある呪術師だったりすると、勝手に身体を使ってやらかしたりするので要注意です。
デメリット回避
こんなサイトにしたいですにも書きましたが、今現在の自分が一番大切です。
今の自分の邪魔をさせぬよう、身体を乗っ取られないように（←極端な言い方ですが）、先ほど書いたように、名前を付けてこちらが支配します。
やり方は簡単です。
自分の過去世が分かったら、その人に話しかけます。
映像として頭に浮かべながらでもいいですが、浮かばないならそれで問題ありません。
声に出しても出さなくてもいいので、「過去世の私」と話しかけます。
そして名付けます。
青とか赤とか口ひげちゃんとか何でも良いのです。
そして言い聞かせます。
今の私が一番大事だから、今回は私の人生だから、そこは分かっておいてくれと。
話せば理解してくれます。
さすがに自分自身なんで。
この過去世の自分と手を組む、組まないは別として、こうやって「呪をかけておく」感じですね（♪）。
あとは、自分が今の自分を時々意識し直すと良いと思います。
気を抜くと態度がおかしくなっていたりするので。
自分の過去世を知ってから、その過去世のやり残したことをやりたいと言って、連絡が取れなくなった友人がいます。
人を幸せにする仕事がしたいと、今ある家庭を捨てたお母さんがいます。
これが運命だったのかもしれませんが、とりあえず、まずは今自分の近くにいる数人のことを思いやってほしいなと私は思いました。
だから、「今現在の自分」を大事にしてほしいと、このようなことを書いています。
