生まれ変わる、輪廻転生って、イメージ何となく時系列です。
私はそうでした。
しかし自分の2000年くらい前の過去世の話を聞いた時に
「あ~、この人で最後ですね、輪廻の。」
と言われたことをきっかけに、時間通り、歴史通りに生まれ変わってはいないのだなと分かりました。
生まれ変わる理由
私が聞いた、「人はなぜ生まれ変わるのか」の理由は、魂の世界をみんなでレベルアップさせるため、です。
例えると、一人一人が頑張って勉強し、みんなでクラスの平均点を上げるイメージです。
濁った池やプールの水を少しずつ入れ替えて、だんだんきれいにする感じです。
この場合、個人個人の魂が水に例えられています。
そうなると、レベルアップです。
地球の魂は次の段階へ進みます。
それから私が今まで聞いてきた話から、個人的に考えた「人はなぜ生まれ変わるのか」の理由は、個人的にレベルアップするためです。
魂がレベルアップした人は、個人的に別世界へ移動します。
地球ではなく別の惑星であるとか、別の次元の世界であるとか、そんな風なところです。
「地球に生まれるのは今回が最後」という話を数回聞きました。
自分で分かるのですね。
分かるくらいになると、いよいよ地球での転生が最後なのでしょうか。
人は魂を成長させるため、色々な経験をして喜怒哀楽を感じ学んでいます。
自分の魂に足りない経験や、学び足りないことを「あちら↑」に戻った時に決めて、そのテーマを学習するのに最適な、それぞれにあった場所、時代を選んでまた生まれてきます。
山椒の体験から判明
冒頭に書いたように、私は輪廻転生というものは時系列だと思っていました。
今まで結構な数の自分の過去世を知ってきましたが、どれも「過去」で未来は無かったので。
ある時、自分の名前を呼ばれるような感覚がしました。
その頃は既に霊能者関係の知り合いもいて、不思議な話や体験も多く知っていたし、自分でもそういう経験もあったので、怖くはありませんでした。
しかし私の名前を知っている「あちら↑」の世界の人に心当たりがありません。
亡くなった身内の声ではないし、呼び名も違います。
生霊のような嫌な感じもありません。
ちょうどその頃、ある私自身の過去世について考えていたので、その過去世の人だろうと予測しました。
ただ、「過去世を知るメリットとデメリット」にも書いたように、名前で私を支配されては困るので、私自身は自分の過去世に名前を付けるものの、相手に「私の名前は〇〇です」と名乗ることは決してしていませんでした。
それなのに、時々その過去世の人物から名前を呼ばれるのです。
そのうちに「手を取れ」と高圧的に言われるようになり、これはなんかやばい怖いと感じ、ももさん(「ももプロ」のメインチャネラーです)に相談しました。
結局、彼(男性でした)は霊能力があり、自分の現実が辛かったので過去世に助けを求めようとしたらしいです。
1500年~2000年前の人ですが、チャネリングをしたら1900年代生まれの私が引っ掛かったのでしょうか。
なぜ私だったのかは分かりませんが、彼の霊能力が高いために、私が教えていなくても私の名前まで読み取れたようです。
山椒が何となく自身の過去世とコミュニケーションが取れていると感じる、という状態の集大成、完成系が1500年以上前の私である彼でしょうかね。私の最終形態は、自由に過去世をチャネリングできるようになるのかもしれません。
2000年前の人はチャネリングできるぐらいの霊能力はフツーにあったかも。
ちなみに、ももさんに「手は取らなくていい」と言われたので取っていません。
もっと上の人(人ではないですが)とつながった方が良いから、ということでした。
この人物についてももさんに相談した時に、
「あ~、これはたぶんこの人で最後ですね、輪廻の。」
と言われたのです。
私は予想もしていなかったことを言われあまり理解できなかったので、
「え?この人で終わりですか?これ私の最終形?2000年近く前なのに!?」
と食い下がりました。
ですが淡々と、
「そうですよ。あ、輪廻転生は未来に生まれ変わるとは限りませんから。戻ることもありますよ。」
と説明されました。
図で解説
理解しやすいか自信はありませんが図で説明します。
まず、時間はこうです。
下は昔、上に行くにしたがって現在、今いるところになります。
それから、過去世と未来世をひもで表します。
左が最初に生まれた過去世、右が最後に生まれる、未来世になります。
真っすぐですが一本のひもや糸と考えてください。
そして、この図を合わせると輪廻転生です。
上の図の場合は最初生まれた時より最後に生まれる時の方が時代は昔です。
これは一例ですが、こんな風に時代を行ったり来たりすることもある、ということです。
私は「人の生まれ変わりはらせん状」と説明されたのですが、螺旋だと私の中では結局上に昇ってゆくという印象が強く、過去に戻る感じがしなかったので、ぐちゃっとしたひも、と捉えています。
これは私の考えなので、やはりらせん状が正解なのかもしれませんが、それだと私の輪廻転生が説明できないので。
よく考えてみると、時間という概念が地球というか「この世」のものなので、時系列とか順番にというイメージを持たず、宇宙に星が散らばっているイメージでとらえると自然に想像できるのかもしれません。
未来世を変える
自然に、生まれ変わりは時系列ではない、と理解できる人もいるかもしれませんが、私は違いました。
しっかり「過去世」として約2000年前の自分の映像を見ているので、これは予知にあたるのか?と今でも疑問に思っています。
輪廻転生が時系列ではないという話を聞いて、個人的に衝撃を受けた理由は、自分の死に方まで分かっているからだとも思います。
私は刺されて死ぬようです。
うーん、
何度考えてみても複雑な気分になります。
「後ろから刺されて死ぬのか~。」
と、しゅんとしてしまうことしばしばです。
しかし、これを変えることはできません。
2000年ほど前の私は歴史上の有名人ではないですが、たぶん言動ひとつで歴史が変わることもあると思うのです。
もし、これから歴史上の重要な人物に生まれる人がいたとしたら、その方は行動や発言まで記録に残っていることもあるでしょうから、変えられないはずです。
ひょっとしたら、この世に生まれてから輪廻を終えるまで、すべて既に決まっているのかもしれません。
「この失敗は生まれ変わっても5回繰り返す」とか「この体験は3回でクリア」とか。
人は死んで「あちら↑」に戻ってから、
「次はこんな経験をしたいからこんな風に生まれます」
と決めて生まれてきますが、それさえも決定事項なのでしょうか。
つまんねー……。
しかし、私の体験ですが、ひとつだけ変えられることがあります。
それは気持ちです。
この私の未来世の人物が死んだ(正確に言うと殺された)時の記憶を初めて視た時、強い悲しみがありました。
そのため「あんな死に方嫌だな~」と時々気にしていたのですが、だいぶ後になって思い起こした際は、悲しみが無くなっていて、「これでいいんだ」という感じでした。
おそらく私が色々考えてみたり、あるいは彼が現世の私を探ってみたりしているうちに、何かが解消したのだと思います。
この感情を水で例えると、濁りがクリアになっていると言えるので、魂の成長としては成功ですし、感情だけでも変えられるなら、まあ、そんなにつまらなくもないかな、と最近思います。
密かに「人をかばって刺されちゃう」に未来世の死に方を変更できないものかと思索してはいますが。
有終の美を飾りたい。
人それぞれ、人生において決めずに生まれてくる部分もあると思います。
例えばAさんが、甲さんと乙さん、どちらと結婚してもAさんの学ぶテーマにブレがない場合、誰と結婚するかはっきり決めずに生まれるのではないでしょうか。